台詞集/絆会話

アクア

マルス

[マルス]
そこにいるのは……アクア王女?
こんな真夜中にどうしたんだ。▼
顔色があまり良くないようだけど……
何かあったのかい?▼
[アクア]
少し、昔のことを思い出していただけよ。
すぐに天幕に戻るから、心配しないで。▼
[マルス]
アクア王女……。
ねえ、ぼくもしばらくここにいていいかい。▼
ちょうどぼくも、眠れなかったんだ。
よかったら、君の話を聞かせてほしいな。▼
[アクア]
いいわ、マルスになら……。
あまり面白い話ではないと思うけれど。▼
少し、昔のことを考えていたの。
私の生まれた国――暗夜王国のことを。▼
あの国は、いつもこんな闇夜に閉ざされて
いるから……夜が来るたびに思い出すわ。▼
[マルス]
暗夜王国か。君は、暗夜王国で
生まれて、白夜王国で育ったんだよね。▼
[アクア]
ええ……。私とお母様は、父の臣下や他の
側室たちから、よくいじめられていたわ。▼
暗夜王国での記憶はつらいことが多すぎて、
思い出すたびに憂鬱な気持ちになるの。▼
……こんな暗い話はやっぱりやめましょう。▼
[マルス]
ごめん、アクア王女。心配で声を掛けたのに
かえって暗い気持ちにさせてしまったね。▼
じゃあ今度は、ぼくの故郷アリティアの話を
聞いてくれるかい?▼
アリティアは、アカネイア大陸の西にある
島国で、水と緑に恵まれた豊かな国なんだ。▼
けれど、ちょうどこんな夜だった……。
アリティアは敵の手に落ち、姉上も……。▼
……元の世界で、ぼくは故郷を
取り戻すために戦っていたんだ。▼
[アクア]
そうだったのね……。▼
[マルス]
……だから、ぼくも君と同じなんだ。▼
[アクア]
私と……同じ?▼
[マルス]
夜が来るたび、つい思い出してしまうんだ。
アリティアを追われた、あの日のことを。▼
今日、ここに君がいてくれてよかった。
ひとりだと気持ちも沈んでしまうから。▼
[アクア]
つらくても、挫けずに頑張ってきた
マルスを、私は尊敬するわ。▼
[マルス]
ありがとう。でも、きっとぼくは
ひとりでは戦い続けていられなかったよ。▼
仲間との出会い、楽しい思い出……それが
あったからこそ、前を向いていられる。▼
つらい気持ちを力に変えて、
前に踏み出すことができるんだ!▼
……アクア王女は、どうかな。
本当につらい思い出しかないのかい?▼
[アクア]
……そうね、つらい思い出は多かったけれど
楽しい思い出がなかったわけじゃないわ。▼
お母様から歌を教わったこと。
カムイと出会えたこと。▼
それから、この世界で
あなたと友達になって、過ごした日々。▼
ふふ、考えてみたら、私もあなたと同じね。
その思い出があったからこそ、頑張れた。▼
これからも、そんな思い出を作っていけたら
それは、とても素敵なことだと思うわ。▼
[マルス]
うん。ぼくもちょうど、
同じことを考えていたんだ。▼
もし元の世界で、つらい戦いが待っていても
この思い出を胸に、頑張れるだろうから。▼
[アクア]
私もそう思う。改めて……これからも一緒に
思い出を作っていきましょう、マルス。▼
[マルス]
もちろんだよ。つらい時にも元気が
出るような、そんな思い出を作ろう。▼
[アクア]
ええ。今日こうしてマルスと話したことも
きっと、いい思い出になるわね……ふふふ。▼

クロム

[アクア]
あら、クロム。
お疲れ様。▼
[クロム]
アクアこそ、疲れただろう。
相変わらず戦場に出ると、大活躍だしな。▼
[アクア]
そうかしら……。▼
[クロム]
ああ……。▼
[アクア]
………………。▼
[クロム]
…す、すまん。何か怒らせたか?
言い方が悪かっただろうか。▼
その、いつもアクアの働きに、
感謝しているんだ。それで労いたくて……。▼
[アクア]
それは……。
………………。▼
[クロム]
とにかく、アクアが立派だということを、
言いたかったんだ。……すまない。▼
[アクア]
……あの……初めから怒ってないわ。
誤解させて、ごめんなさい。▼
どう答えたらいいのか、
いい言葉が思い浮かばなかったの。▼
あまり今まで人と積極的に話そうとは、
してこなかったから。▼
[クロム]
そうだったのか……。
とりあえず怒っていなくて安心した。▼
ただ俺もあまり話が上手いほうではないから
こういう時、どうしたらいいのか……。▼
[アクア]
そうね……普通にお喋りできる話題を
探してみましょうか?▼
[クロム]
そうだな。▼
[アクア]
………………。▼
[クロム]
………………。▼
[アクア]
………………。▼
[クロム]
うーむ……。▼
[アクア]
ふふっ。▼
[クロム]
どうかしたか?▼
[アクア]
話題を探すために、結局二人して黙り込んで
……何だか可笑しいわね、私たち。▼
戦っているときのほうが、よほど
余裕のある顔をしているんじゃないかしら。▼
[クロム]
そうかもしれん。
戦いであれば自然に体が動くというか……。▼
何も考えなくても、おのずと正解に
たどり着けるような気がするんだ。▼
だが、会話となるとな……。▼
[アクア]
私もよ。
戦いになると、勝手に体が動いてしまう。▼
それに戦う時なら、難しい指示だって、
すらすらと口から出てくる気がするわね。▼
[クロム]
確かにな、俺たちは戦闘向きというか……
会話向きではないのかもしれん。▼
[アクア]
ええ、本当に……。
でも、ありがとう。▼
あなたは私に対して懸命に
言葉をかけてくれたし……。▼
話題も考えてくれたわ。
それこそ、戦いよりも必死にね。▼
[クロム]
そ、そうか?▼
[アクア]
ええ。相手に伝えたい気持ちがあるなら、
言葉にする努力を惜しんではいけない。▼
私は苦手なことだからと、逃げていた。
それをクロムは気づかせてくれたわ。▼
話をする相手が大切な仲間なら、
なおさらよね。▼
[クロム]
だが、手当たり次第に言葉にするのも、
上手くいかないのかもしれないな。▼
まずは話しやすいところから始めて、
互いの理解を深めていくのはどうだろう。▼
……アクアのことをもっと知るために、
これからも俺は、アクアと話がしたい。▼
無理をしない、俺たちのやり方で……。
どうだろう、付き合ってくれるか?▼
[アクア]
もちろんいいわよ。あなたのこと、もっと
私も知りたいから。これからもよろしくね。▼

カムイ(女)

[カムイ]
アクアさん、どうしたんですか?
こんな隅のほうで食事しなくても……。▼
[アクア]
カムイ……ううん、いいのよ。
私はここで、みんなの様子を見ていたいの。▼
[カムイ]
皆さんの様子……ですか?▼
[アクア]
ええ。この世界には、違う国どころか
違う世界から来た人が集まっている。▼
けれど、みんなたったひとつの目的のために
団結して、共に歩んでいるわ。▼
[カムイ]
そうですね。食事の様子もとても和やかで、
見てるだけで、幸せな気持ちになります。▼
ああ……だからこうして、離れたところから
食事の様子を眺めてたんですね。▼
[アクア]
ええ。……白夜と暗夜も、こうやって
手を取り合えたならいいのにね。▼
[カムイ]
白夜と暗夜が手を取り合う世界、ですか。
もし実現できたら、そうですね……。▼
まずは、暗夜のきょうだいと一緒に、
白夜のお祭りに行ってみたいです。▼
その後で、白夜のきょうだいを連れて
暗夜のお城に行って……、▼
皆さんで肝試しなんてどうでしょうか?▼
[アクア]
ふふ……面白そうね。何をするにしても、
きっとみんな、すぐに打ち解けると思う。▼
[カムイ]
はい。タクミさんとかレオンさんなんか、
性格も趣味も、行動まで似てますし……。▼
エリーゼさんとサクラさんだって、
すぐに親友になれるに違いありません。▼
[アクア]
ヒノカとカミラも、あなたを取り合ううちに
同士のような関係になっていそうね。▼
でもマークスとリョウマは、一気に面倒を
見る相手が増えて大変かも……。▼
[カムイ]
ふふ、困りながらも嬉しそうな
兄さんたちの顔が目に浮かぶようです。▼
楽しみですね……。
全員、私の自慢のきょうだいですから。▼
白夜の皆さんも、暗夜の皆さんも、
それに何より、アクアさんも……。▼
[アクア]
カムイ……ありがとう。▼
私にとっても、あなたたちは
かけがえのない、大切な家族だわ。▼
いつの日か、きょうだいみんなで
一緒に遊びに行きましょうね。▼
[カムイ]
アクアさん……。▼
……大丈夫、必ず実現できますよ。
白夜と暗夜が手を取り合う、平和な世界を。▼
私たちの行く先には、
きっと明るい未来が待っているはずです。▼
[アクア]
ええ、そうね。
私たちなら、絶対にできるわ。▼
たとえそこに至るまでの過程が、
どんなにつらく厳しいものでも……。▼
たとえあなたがどんな道を選んでも……。
私はあなたの隣で、あなたの力になる。▼
[カムイ]
ええ、私も。たとえ世界を敵に回したって、
アクアさんのそばにいますよ。▼
これからもずっと
頼りにしてますからね、アクアさん。▼
[アクア]
ふふ、そんなことはお互い様よ。
これからもよろしくね、カムイ。▼
[カムイ]
はい!
一緒に頑張りましょう!▼

カムイ(男)

[カムイ]
アクア、どうしたんだ?
こんな隅っこで食事しなくても……。▼
[アクア]
カムイ……ううん、いいのよ。
私はここで、みんなの様子を見ていたいの。▼
[カムイ]
みんなの様子……?▼
[アクア]
ええ。この世界には、違う国どころか
違う世界から来た人が集まっている。▼
けれど、みんなたったひとつの目的のために
団結して、共に歩んでいるわ。▼
[カムイ]
そうだね。食事の様子もとても和やかで、
見てるだけで、幸せな気持ちになるよ。▼
ああ……だからこうして、離れたところから
食事の様子を眺めてたんだね。▼
[アクア]
ええ。……白夜と暗夜も、こうやって
手を取り合えたならいいのにね。▼
[カムイ]
白夜と暗夜が手を取り合う世界、か。
もしそんな世界になったら、そうだな……。▼
まずは、暗夜のきょうだいと一緒に
白夜のお祭りに行ってみたいな。▼
その後で、白夜のきょうだいを連れて
暗夜のお城に行って……、▼
みんなで肝試しなんてどうだろう?▼
[アクア]
ふふ……面白そうね。何をするにしても、
きっとみんな、すぐに打ち解けると思う。▼
[カムイ]
はい。タクミとかレオンなんか、あれで
性格も趣味も、行動までも似てるし……。▼
エリーゼとサクラだって、
すぐに親友になれるに違いないよ。▼
[アクア]
ヒノカとカミラも、あなたを取り合ううちに
同士のような関係になっていそうね。▼
でもマークスとリョウマは、一気に面倒を
見る相手が増えて大変かも……。▼
[カムイ]
はは、困りながらも嬉しそうな
兄さんたちの顔が目に浮かぶようだよ。▼
楽しみだな……。
みんな、僕の自慢のきょうだいだからね。▼
白夜のみんなも、暗夜のみんなも、
それに何より、アクアも……。▼
[アクア]
カムイ……ありがとう。▼
私にとっても、あなたたちは
かけがえのない、大切な家族だわ。▼
いつの日か、きょうだいみんなで
一緒に遊びに行きましょうね。▼
[カムイ]
アクア……。▼
……大丈夫、必ず実現できるよ。
白夜と暗夜が手を取り合う、平和な世界を。▼
僕たちの行く先には、
きっと明るい未来が待っているはずだ。▼
[アクア]
ええ、そうね。
私たちなら、絶対にできるわ。▼
たとえそこに至るまでの過程が、
どんなにつらく厳しいものでも……。▼
たとえあなたがどんな道を選んでも……。
私はあなたの隣で、あなたの力になる。▼
[カムイ]
ああ、僕も。たとえ世界を敵に回したって、
アクアのそばにいるよ。▼
これからもずっと
頼りにしてるからね、アクア。▼
[アクア]
ふふ、そんなことはお互い様よ。
これからもよろしくね、カムイ。▼
[カムイ]
ああ!
一緒に頑張っていこう!▼

リョウマ

[アクア]
……あ。▼
[リョウマ]
今のは……アクアか?▼
[アクア]
……何のことかしら。▼
[リョウマ]
隠さなくてもいい。
俺もちょうど腹が減っていたところだ。▼
[アクア]
……聞こえなかったフリをしないところが
裏表のないリョウマらしいわね。▼
[リョウマ]
おいおい、俺はお前の兄だぞ?
腹の音くらい何だと言うんだ。▼
そうだ……昼食まではまだ時間があるし、
俺と一緒に近くの街まで行ってみないか?▼
[アクア]
お腹が空いたのなら、私なんかよりも
別のきょうだいを誘ってあげて。▼
[リョウマ]
いや、アクアと一緒に行きたいんだ。
お前だって俺のきょうだいじゃないか。▼
[アクア]
そう言ってくれるのは嬉しいけど……。▼
[リョウマ]
今まで兄らしいことをしてやれなかった。
その埋め合わせを少しでもさせてくれ。▼
[アクア]
そんなこと……でも、
これ以上、断るのも失礼よね。▼
[リョウマ]
そういうことだ。
なら、さっそく行くとするか。▼
(暗転)
[リョウマ]
案外、にぎわっているものだな。
……ん? アクア?▼
[アクア]
見たことのない料理……
あれはいったい、何なのかしら……。▼
[リョウマ]
露店に並んでいる、アレか?
俺も見たことがないな……。▼
[アクア]
見て、リョウマ! あっちのお店にも、
面白い食べ物が並んでいるわ。▼
[リョウマ]
アイトリスにしかない物かもしれんな。
ひとつ試してみよう。▼
……むっ、これは!▼
[アクア]
美味しい……甘くて香ばしくて、
何より食感が斬新ね……。▼
お土産に買っていきましょう。
みんなにも食べてもらいたいわ。▼
[リョウマ]
ああ、買っていこう。
だがまずは俺たちの腹を満たしてからだ。▼
まだまだ珍しい食べ物がありそうだし、
どんどん試してみよう。▼
[アクア]
ふふ、お土産がかさばりそうね……。▼
(暗転)
[アクア]
今日はとっても楽しかったわ。
少し食べ過ぎてしまったけれど……。▼
[リョウマ]
俺も今日は楽しかった。
何よりアクアの笑顔が見られて良かった。▼
[アクア]
ありがとう、リョウマ。
私に気をつかってくれて……。▼
[リョウマ]
気をつかったわけじゃない。
兄が妹を食事に誘った、それだけだ。▼
……確かにお前と血の繋がりはないが、
俺はお前を大切な妹だと思っている。▼
そのことだけは、心に留めておいてくれ。▼
[アクア]
わかったわ……。私にとっても、
リョウマは大切な兄さんよ。▼
よかったら……また一緒に出掛けてくれる?
違う街も、リョウマと歩いてみたくて……。▼
自分の殻に閉じこもってばかりいたら、
わからないことがたくさんあるのね。▼
今日、いろいろな人や文化に触れてみて
そう気づかされたわ……どうかしら?▼
[リョウマ]
……! ああ、構わんぞ!
必ずまた一緒に出掛けよう、アクア。▼
[アクア]
ありがとう、リョウマ。約束よ?▼

マークス

[アクア]
マークス、カムイを見かけなかった?▼
[マークス]
アクアもカムイを探しているのか。
ならば一緒に探そう。私も用があるのだ。▼
……この辺りにはいないようだな。
天幕を覗いてみるか。▼
[アクア]
天幕はもう探したわ。▼
[マークス]
では、誰か仲間のところだろうか……。▼
[アクア]
カムイと仲の良い仲間のところも
すべて見て回ったけれど、いなかったわ。▼
[マークス]
……アクア、
どれくらい一人で探し回っていたのだ?▼
[アクア]
……その、朝からよ。▼
[マークス]
なぜもっと早く私たち仲間に……
いや、家族に頼らないんだ。▼
[アクア]
すぐに見つかると思ったの。
急いでいたわけでもなかったし……。▼
それに……こんなことで助けを求めるのも
何となく言いづらくて。▼
私のために誰かの手を煩わせるようなことは
できるだけしたくないの。▼
[マークス]
まったく……お前はいつもそうだな。
だが、困ったときは遠慮なく私を呼べ。▼
いいか、私はお前の兄だ。
妹に頼られれば、兄として必ず助ける。▼
[アクア]
ありがとう……でも、そんなに
気遣ってくれなくても私は大丈夫よ。▼
[マークス]
アクア、これは気遣いじゃない。
私の本心だ。▼
兄としてお前に何もしてやれないまま
お前は白夜に連れ去られてしまった。▼
そのことを私は、ずっと悔やんでいたんだ。▼
だから、私の気持ちを汲んでくれるなら、
今後はもっと私を頼ってくれ。▼
[アクア]
だけど、マークスは暗夜の第一王子として
やるべきことがたくさんあるはず……。▼
私のつまらない相談で、あなたの
大切な仕事を邪魔したくないわ。▼
[マークス]
心づかいは嬉しいが……やはり兄としては
遠慮されるよりも頼られたいんだ。▼
確かに私は第一王子としての立場から、
家族と距離感を保ってきた面がある。▼
だが心の中では国と同じくらい家族のことも
重きを置いているのだ。▼
この際だから、私が兄として、今まで
考えていたことを話しておきたい。私は―▼
[アクア]
……もう十分よ、マークス。
あなたの気持ちは、もう伝わっているわ。▼
……ここに来てから、あなたはいつも
さりげない優しさで私に接してくれた。▼
その理由が、今日あなたと話してみて
よくわかったの。▼
[マークス]
ならば、兄としての私の願いも……。▼
[アクア]
ええ……妹として、
ちゃんとあなたを頼るようにするわ。▼
[マークス]
そうか! それでいいんだ!▼
[アクア]
これからも、よろしくお願いするわね。
……マークス兄さん。▼
[マークス]
……!? アクア……?
今、私のことを……!▼
[アクア]
さあ、早くカムイを探しましょう?
次はどこを探したら……。▼
[マークス]
……ああ、そうだな!▼
[アクア]
ふふ……呼び方ひとつで
喜んでくれるなんて。▼
[マークス]
兄とはそういうものだ。
さあ、早くカムイを探しに行こう。▼

サーリャ

[サーリャ]
ねぇ、アクア。
私、ずっと気になっていたのだけど……。▼
貴方の歌からは、いつも不思議な力を
感じるわ。どこか呪術にも似た力……。▼
綺麗な歌なのに、心なしか禍々しい……。
歌うたび、何かが失われているような……。▼
[アクア]
……流石はサーリャ。
何でもお見通しね。▼
[サーリャ]
やっぱり……。なら、どうしてあなたは
その危険な力を使って歌うのかしら?▼
[アクア]
みんなを……いえ、みんなというよりは、
大切な人を、支えるためよ。▼
[サーリャ]
ふふふ。似てるのは、呪術と歌だけじゃなくて、
貴方と私も、みたいね……。▼
私も……ルフレのためなら
命なんて惜しくないもの。▼
[アクア]
ふふ……。
サーリャなら、そう言うと思ったわ。▼
[サーリャ]
わかる……? 大切な人を支えることは、
私にとって一番の喜びなの……。▼
もしルフレを狙う敵が現れたら、
一人残らず呪い殺してしまうし……。▼
もしルフレがけがをしたら、
早く治る呪いをかけてあげるわ。▼
[アクア]
呪術って、そんなことまでできるのね……。
……ねぇ、私にも教えてもらえないかしら。▼
私にも呪術が仕えたら、歌の力に頼らずとも
カムイの助けになれるかもしれないから。▼
[サーリャ]
そうしたいところだけど……。▼
真っ直ぐな心を持ったあなたには、
きっと呪術は向いていないわ……。▼
[アクア]
素質がないとダメということ?
それは残念ね……。▼
[サーリャ]
でも、私だって大切な人を守る時、いつも
呪術に頼っているわけじゃないの……。▼
[アクア]
えっ……?▼
[サーリャ]
毎日ずっと近くで見守って、体調を崩そう
ものなら片時も離れないで看病するし……。▼
困っていたら手伝うし、食事も用意するし、
軍の雑務だって……何だってするわ……。▼
[アクア]
ずっと、見守って……何でもする……。
私、視野が狭くなっていたみたい。▼
何かを失ってでも、カムイを支えたい……
そんな思いに、とらわれていたのかも。▼
この身を投げ打って戦うことだけが、
カムイのためじゃない……そうよね。▼
ありがとう、サーリャ。きっと私ひとりじゃ
そんな当たり前のことにも気づけなかった。▼
[サーリャ]
気にしなくていいわ……。
思ったことを言っただけよ……。▼
……じゃあ私、そろそろ行くわ。呪術に
使う材料を集めてこなきゃいけないから。▼
[アクア]
今から?
それなら私も協力するわよ。▼
[サーリャ]
……いいの? じめじめした森や、
暗い洞窟なんて楽しくないわよ……?▼
[アクア]
あなたといっしょならきっと楽しいわ。
だって私たち……似た者同士でしょ?▼
私もあなたと一緒で、大切な人の
助けになれるのが、何よりの喜びなの。▼
貴方も、私にとって大切な人。
だから、力にならせて。▼
[サーリャ]
そう……。
ふふふふふ……。なら、いいわよ。▼
[アクア]
ありがとう。それでサーリャ、
どんな呪術に使う材料を集めるの?▼
[サーリャ]
呪詛返し……つまり、呪いを防ぐお守りを
作るのよ。▼
呪術師の私には不要なものだけれど……、
あなたには必要かと思って。▼
[アクア]
サーリャ……ありがとう。あなたには、
感謝してもし切れないくらいだわ。▼
[サーリャ]
気にしないで……。私だって、
あなたと同じ気持ちなんだから……。▼

オリヴィエ

[アクア]
ユラリ、ユルレリ……♪▼
[オリヴィエ]
この歌は……アクアさんの歌ですね。
何度聞いても、綺麗な歌声です……。▼
[アクア]
……あら、オリヴィエ。聞いていたの?▼
[オリヴィエ]
す、すみません! とても素敵な歌で、
つい聞き入ってしまいました。▼
[アクア]
ありがとう。オリヴィエにそう言って
もらえるなんて、光栄ね。▼
そうだ、あなたも歌が上手いのでしょう?
よかったら私に聞かせてくれないかしら。▼
[オリヴィエ]
ええっ!?
そ、そんなの、恥ずかしいです~!!▼
こんなにお上手なアクアさんに
私なんかの歌をお聞かせするなんて……。▼
[アクア]
そう……それは残念だわ。▼
[オリヴィエ]
はうぅ……では、代わりにアクアさんの歌に
合わせて踊らせてもらえませんか……?▼
[アクア]
本当? 嬉しいわ! あなたの踊りは、
いつ見ても素敵だものね。▼
[オリヴィエ]
そ、それほどのものじゃ……。▼
[アクア]
謙遜しないで、オリヴィエ。
それじゃ、さっそく始めましょう。▼
ユラリ、ユルレリ……♪
泡沫……♪▼
(暗転)
[アクア]
……♪
……あら? もう夕方ね。▼
[オリヴィエ]
……ええっ!? す、すみません!
つい夢中になってしまって。▼
[アクア]
いいのよ、特に用事もなかったし。
それに……オリヴィエの歌も聞けたから。▼
[オリヴィエ]
ああっ……それは、踊っているときに、
つい口ずさんでしまっただけで……!▼
[アクア]
澄み切った水のような歌声だったわ。
自身を持って。私、あなたの歌が好きよ。▼
[オリヴィエ]
あ、ありがとうございます。
少し自信、ついたかも……。▼
そ、そういえば、アクアさんも途中から
少し踊ってましたよね? 素敵でした!▼
ええと……
確か、こんな感じだったでしょうか……?▼
[アクア]
オリヴィエ……あなた、すごいのね!
見たばかりの踊りを完璧に踊れるなんて。▼
次は、私と一緒に踊りましょ?
左右対称なんていうのも面白いかも。▼
[オリヴィエ]
アクアさんと一緒に、ですか!?▼
恥ずかしいです……けど、
アクアさんとなら頑張れる気がします!▼
[アクア]
決まりね。あなたの素晴らしい踊りに
追いつけるように頑張らなくちゃ。▼
[オリヴィエ]
ええと……そんなふうに言われると……。
その、やっぱり……恥ずかしいです。▼
でも、一緒に歌ったり、踊ったりするうちに
アクアさんをすごく近くに感じて……。▼
なんだか、今までよりももっと
アクアさんと仲良くなれた気がするんです。▼
[アクア]
ふふ、気がするだけじゃないわ。
私もあなたを近くに感じられたもの。▼
歌や踊りの力は、計り知れないわね……。
本当に楽しい時間を過ごせたわ。▼
[オリヴィエ]
私も楽しかったです!
楽しすぎて、ずっと踊っていたいくらい!▼
[アクア]
じゃあ、ぜひまたご一緒しましょう。
かまわないかしら?▼
[オリヴィエ]
嬉しい!
もちろんです、アクアさん!▼
[アクア]
約束よ、オリヴィエ。▼

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Last-modified: 2018-06-02 (土) 16:31:15 (505d)