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ニュクスの支援会話
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ラズワルド
支援C
- [ラズワルド]
- ニュクス。
一人で何してるの?▼
- [ニュクス]
- ラズワルド…▼
…別に。特に何もしていないわ。▼
- [ラズワルド]
- もし時間があるならさ、
僕と町へ行かない?▼
素敵なお店を見つけたから、
一緒にお茶でもしようよ。▼
- [ニュクス]
- ごめんなさい…▼
あまり…人がいるところへは
行きたくないの…▼
- [ラズワルド]
- それなら仕方ないね。▼
じゃあ、今度は、
どこか隠れ家的なお店を探しておくよ。▼
あまりお客さんがいなくて、
知る人ぞ知る名店みたいなお店をね。▼
それなら僕とお茶をしてくれるかな?▼
- [ニュクス]
- ふふふ…
そこまでして私とお茶をしたいの?▼
- [ラズワルド]
- 当たり前だよ。▼
可愛い子とお茶を飲んでいるときが
僕にとっては何よりも幸せな時間だからさ。▼
それで、ニュクスが笑顔になってくれたら
最高に幸せかな。▼
- [ニュクス]
- それなら…
私以外の子を誘ってあげて…▼
私は化け物よ…
可愛くなんかないから…▼
- [ラズワルド]
- ニュクス…?▼
- [ニュクス]
- ごめんなさい…
失礼するわね…▼
- [ラズワルド]
- …………▼
支援B
- [ラズワルド]
- ニュクス。▼
- [ニュクス]
- …何かしら?▼
- [ラズワルド]
- あれからさ、
新しいお店を見つけたんだ。▼
あまり人目につかない名店だから、
きっとニュクスも落ち着けると思うよ。▼
今から一緒に行かない?▼
- [ニュクス]
- ごめんなさい…
そんな気分じゃないの…▼
- [ラズワルド]
- ははは。
僕、嫌われちゃったかな?▼
- [ニュクス]
- 違うわ…
貴方のせいじゃないの。▼
私はできるだけ、
人との関わりを持ちたくないだけ…▼
- [ラズワルド]
- もったいないなぁ。
そんなに可愛いのに。▼
- [ニュクス]
- やめてちょうだい。
私は化け物と呼ばれていた女よ…▼
貴方も私の犯した罪を知れば、
私を嫌悪することになるわ…▼
- [ラズワルド]
- 犯した罪、ね…▼
ニュクスがどんな罪を犯したかは知らないけど…▼
罪を犯してない人なんて
この世にはいないんじゃないかな?▼
だから、自分のことを化け物だなんて…▼
そんな悲しいことを
言わなくてもいいと思うんだけどな。▼
- [ニュクス]
- 罪の度合いによるわ…
私は相応の罪を犯してしまったから…▼
- [ラズワルド]
- …………
…僕も同じだとしたらどうする?▼
- [ニュクス]
- …貴方が?▼
- [ラズワルド]
- 僕も人には知られたくないほどの
残酷な所業をしていたとしたら…▼
沢山の人を見捨てて、
死なせてしまっていたとしたら…▼
君は僕のことを…
化け物と呼ぶのかな?▼
- [ニュクス]
- …………▼
- [ラズワルド]
- あはは、ごめん。
変な質問だったね。▼
- [ニュクス]
- いえ、私は…▼
- [ラズワルド]
- 僕の仕事は
女の子の笑顔を守ることなのに…▼
ごめんね、ニュクス。
今日は出直すことにするよ。▼
- [ニュクス]
- ラズワルド…▼
支援A
- [ニュクス]
- ラズワルド…▼
- [ラズワルド]
- ニュクス。
どうしたの?▼
- [ニュクス]
- この間はごめんなさい…
貴方に嫌な思いをさせてしまったわ…▼
- [ラズワルド]
- そんな。僕の方こそごめんね…
君に暗い顔をさせちゃった。▼
- [ニュクス]
- …………▼
私は貴方を…
化け物と呼んだりしないわ…▼
- [ラズワルド]
- …………▼
- [ニュクス]
- たとえ、貴方が…
過去に何をしていたとしても…
貴方は私の仲間だから…
化け物なんて呼ばないわ…▼
- [ラズワルド]
- 僕も同じだよ、ニュクス。▼
たとえ君が、
どんな罪を犯していたとしても…▼
僕は君を化け物だなんて呼ばないし、
思うことさえない。▼
僕にとっても、
君は大切な仲間だからね。▼
- [ニュクス]
- ありがとう…
ラズワルド…▼
- [ラズワルド]
- と、いうことで…
これから一緒にお茶でもどうかな?▼
- [ニュクス]
- ふふふ…
いきなり話が変わるのね。▼
- [ラズワルド]
- うん。
やっぱりニュクスは笑顔の方がいいよ。▼
その笑顔を見れば
誰も君を化け物だなんて思わない。▼
- [ニュクス]
- ラズワルド…▼
- [ラズワルド]
- ほら、笑って、笑って。
君には笑顔がとってもよく似合うよ。▼
- [ニュクス]
- ふふふ。
ありがとう、ラズワルド。▼
貴方って、優しいのね。
…見直したわ。▼
- [ラズワルド]
- お、お礼なんていいよ…▼
それに、そんなに見つめないで…
は、恥ずかしい…▼
- [ニュクス]
- あら、意外に恥ずかしがり屋さんなのね。
可愛いじゃない。▼
確かに、この顔を見れば誰も
化け物だなんて思わないわ。▼
- [ラズワルド]
- …………▼
- [ニュクス]
- …いいわ。
一緒にお茶に行きましょ。▼
そして、お互いの話をしましょう。▼
どんな過去があっても、
全て受け止めてあげるから…▼
貴方も、私の話を聞いて頂戴。▼
- [ラズワルド]
- …うん。もちろんだよ。▼
支援S
- [ラズワルド]
- ニュクス。
聞きたいことがあるんだけど。▼
- [ニュクス]
- ラズワルド。
何を聞きたいのかしら?▼
- [ラズワルド]
- この世にはさ、
変わらないものってあると思う?▼
- [ニュクス]
- それは私の体のことを言っているの?▼
- [ラズワルド]
- ご、ごめん!
そういう意味じゃなかったんだけど…▼
- [ニュクス]
- ふふふ、わかってるわ…
少しからかっただけよ…▼
- [ラズワルド]
- うう…失敗したな…
もうちょっと考えてから聞けばよかった…▼
- [ニュクス]
- ふふふ…
私は気にしてないわよ…▼
それで…
変わらないものがどうかしたの?▼
- [ラズワルド]
- 僕、見つけちゃったんだよね。
この世で決して変わることがないものを。▼
- [ニュクス]
- それはどんなものなのかしら?▼
- [ラズワルド]
- 僕が抱いている君への思いだよ。▼
- [ニュクス]
- …………▼
- [ラズワルド]
- ニュクス。
僕は君を愛してる。▼
どうか、僕と結婚してくれないかな?▼
- [ニュクス]
- 変わらない思い、か…▼
- [ラズワルド]
- うん。
そうだよ。▼
- [ニュクス]
- どうして、その気持ちが…
この先も変わらないとわかるの?▼
- [ラズワルド]
- 変わりようがないほど、
僕の心の内に大きく存在しているから。▼
- [ニュクス]
- …………▼
好きよ…
私もあなたのことが…▼
- [ラズワルド]
- ニュクス…▼
- [ニュクス]
- 私の全てを捧げてもいいと思えるほど…
貴方のことを愛しているわ…▼
それでも…
貴方とは結婚できないの…▼
- [ラズワルド]
- え…▼
- [ニュクス]
- 私の罪を…
貴方には背負わせたくないから…▼
- [ラズワルド]
- それは…この前言っていた
多くの人を殺した罪だね…?▼
- [ニュクス]
- ええ…▼
- [ラズワルド]
- 僕に、君の罪は背負えないよ。
どれだけ背負いたくてもね。▼
それと同じように…
僕の罪だって、君には背負えない。▼
でも…支え合うことはできると思わない?▼
- [ニュクス]
- ラズワルド…▼
- [ラズワルド]
- 僕の使命は君を笑顔にさせることだ。
これから先もずっとね。▼
そして、僕を笑顔にしてくれる人も…
君以外にはありえないんだ。▼
- [ニュクス]
- …………▼
ふふ。まさか、こんな年下の子に
何も言い返せないなんてね…▼
- [ラズワルド]
- ニュクス。
どうか僕と結婚してほしい。▼
共に笑い合って生きていこう。
僕たちならそれができるよ。▼
- [ニュクス]
- …わかったわ。▼
ありがとう、ラズワルド…
私、貴方と結婚する。▼
ブノワ
支援C
- [ブノワ]
- …………▼
- [ニュクス]
- …さっきからずっと
私のことを見ているけれど…▼
そんなに私のことが気になるの?▼
- [ブノワ]
- …子供だ。▼
- [ニュクス]
- …そうね。▼
私は子供だわ。
少なくとも…見た目はね。▼
- [ブノワ]
- …………▼
- [ニュクス]
- まだ何か言いたいことでも?▼
- [ブノワ]
- …飴玉、欲しいか?▼
- [ニュクス]
- …………▼
あのね。私は見た目はこうだけれど、
精神はれっきとした大人なのよ。▼
- [ブノワ]
- そうか…▼
- [ニュクス]
- ええ…
そうなの。▼
- [ブノワ]
- …焼き菓子の方がよかったか?▼
- [ニュクス]
- …………▼
- [ブノワ]
- …遠慮するな。
…おいしいぞ。▼
- [ニュクス]
- そうね…
いただくわ。▼
支援B
- [ブノワ]
- …………▼
- [ニュクス]
- ブノワ。
私に何か用かしら?▼
- [ブノワ]
- 俺に手伝えることがあれば…
遠慮なく言え…▼
- [ニュクス]
- ありがとう。▼
でも、どうしたの?
急にそんなことを言うなんて。▼
- [ブノワ]
- その体では…
不便なことも多いのではないか?▼
たとえば…
高い場所にあるものを取りたいときとか…▼
- [ニュクス]
- 高い場所にあるものを取るときは、
台か何かを自分で用意するわ。▼
- [ブノワ]
- …そうか。▼
- [ニュクス]
- 私のことを
心配してくれてるみたいだけど…▼
私はこの姿のままで、
もう長いこと生きてきたわ。▼
だから、ほとんどのことは
自分一人で解決できるの。▼
他の…
普通の大人たちと同じようにね。▼
- [ブノワ]
- …………▼
その呪いは…解けないのか?▼
- [ニュクス]
- わからないわ…▼
けれど、呪いを解く方法は
長い間見つけられずいるの。▼
- [ブノワ]
- そうなのか…▼
- [ニュクス]
- …仕方のないことよ。▼
この呪いは…
私に課せられた当然の罰だから。▼
- [ブノワ]
- その呪いが罰ならば…▼
犯してしまった…
罪があるということだな…▼
- [ニュクス]
- ええ…
そうね。▼
- [ブノワ]
- 一生を子供の姿のまま…
過ごさなくてはいけない…▼
お前は…
それ程の罪を犯したのか?▼
- [ニュクス]
- そういうことになるわね。▼
- [ブノワ]
- …そうか。▼
- [ニュクス]
- …………▼
- [ブノワ]
- 俺にできることがあれば…
なんでも遠慮なく言え…▼
- [ニュクス]
- …ありがとう。▼
支援A
- [ブノワ]
- ニュクス…
何か俺に手伝えることはあるか?▼
- [ニュクス]
- ふふ…
ブノワは優しい人なのね。▼
- [ブノワ]
- …………▼
- [ニュクス]
- でも、大丈夫よ。
前にも言ったけれど…▼
姿は子供でも、
大抵のことは一人でできるから。▼
だから、他の大人たちと
同じような扱いでかまわないわ。▼
- [ブノワ]
- 普通の大人でも…
独りでできないことはある…▼
だから…
手を借りたいときは遠慮なく言え…▼
- [ニュクス]
- …確かにそうね。▼
じゃあ、せっかくだから…
部屋の掃除でも手伝ってもらおうかしら。▼
私一人だと…棚の上の方に手が届かないから…▼
- [ブノワ]
- …まかせておけ。▼
他には、何かないか?▼
- [ニュクス]
- ありがとう。
でも、それだけでじゅうぶんよ。▼
- [ブノワ]
- そうか…
だが、何かあればいつでも呼べ…▼
俺は、お前の力になりたい。▼
これは、子供に対しての
庇護欲を満たすような気持ではなく…▼
対等な…仲間への気持ちだ。▼
- [ニュクス]
- ブノワ…▼
- [ブノワ]
- 大人だろうが、子供だろうが…
罪があろうが、なかろうが…▼
ニュクスは俺たちの仲間で…▼
仲間は…
助け合っていきてくものだ…▼
- [ニュクス]
- …ありがとう。
ブノワ。▼
支援S
- [ニュクス]
- …………▼
- [ブノワ]
- ニュクス…
何をしている?▼
- [ニュクス]
- ブノワ…▼
占いをしていたの。▼
- [ブノワ]
- …何を占っていた?▼
- [ニュクス]
- 私の体のことを…▼
- [ブノワ]
- …………▼
- [ニュクス]
- 自分の体のことを占うなんて…
ずいぶんと久しぶりだったわ…▼
でも、やっぱり…
結果は変わらなかった…▼
私はずっと…
この姿のままみたい…▼
- [ブノワ]
- そうか…▼
- [ニュクス]
- …………▼
- [ブノワ]
- どうして、久しぶりに…
そのことを占ったんだ?▼
- [ニュクス]
- それは…
ブノワと出会ってしまったから…▼
- [ブノワ]
- …どういうことだ?▼
- [ニュクス]
- 気にしないで。▼
少し…
夢を見たかっただけよ…▼
- [ブノワ]
- 夢…▼
- [ニュクス]
- 私は子供の姿のまま、
ずっと変わらずに生きてきたわ。▼
最初こそ嘆きはしたけれど…
今はもう受け入れているつもりだった…▼
- [ブノワ]
- …………▼
- [ニュクス]
- でも、もし…
こんな呪われた姿ではなかったら…▼
もしも…
普通の大人としての姿になれたのなら…▼
今とは違う…
もっと幸せな生き方に…▼
たとえば…
結婚をして家庭を築くとか、ね…▼
- [ブノワ]
- …………▼
- [ニュクス]
- ごめんなさい。
意味のない空想を語ってしまったわ。▼
- [ブノワ]
- 姿はそのままでも…
幸せになることはできる…▼
- [ニュクス]
- やめて…
今はそんな気分じゃないの…▼
私を…
甘いウソで癒そうとしないで…▼
- [ブノワ]
- 甘いウソなどではない…▼
ニュクス…
俺と結婚してくれ…▼
- [ニュクス]
- …………▼
- [ブノワ]
- 俺はお前を…
誰よりも愛している…▼
- [ニュクス]
- 私は一生…
この姿のままなのよ?▼
- [ブノワ]
- それでもかまわない…▼
罪だろうが…
呪いだろうが…▼
俺は…
愛したお前の全てを受け入れる…▼
- [ニュクス]
- 私の全てを…▼
- [ブノワ]
- だから、どうか…
俺と一緒になって欲しい…▼
- [ニュクス]
- …ありがとう、ブノワ。
私も貴方と…▼
ずっと一緒にいたいわ。▼
シャーロッテ
支援C
- [シャーロッテ]
- ニュクス。
不便よね、その体じゃ。▼
- [ニュクス]
- そうでもないわ…
長いことこうだから…▼
- [シャーロッテ]
- でも、その体じゃあ…
なかなか男の目はひけないんじゃない?▼
- [ニュクス]
- ふふふ。
貴方はそればっかりなのね。▼
- [シャーロッテ]
- そうだけど?
何か問題でもある?▼
- [ニュクス]
- ふふふ…
問題はないわ。▼
年相応の女の子らしい、
可愛げのある行動だと思うわよ。▼
- [シャーロッテ]
- うーん…
やっぱり違和感を感じるわ。▼
子供の体なのに、
大人びたことを言われちゃうと。▼
- [ニュクス]
- 違和感を感じるのは私も一緒よ。
でも、仕方ないことだわ…▼
- [シャーロッテ]
- それはそうだけど…
なんとかならないのかしら?▼
- [ニュクス]
- 無理よ…
私は大人の体にはなれないわ…▼
- [シャーロッテ]
- じゃあ、いっそのこと
子供を演じてみるのはどう?▼
- [ニュクス]
- …それで何かが変わるのかしら?▼
- [シャーロッテ]
- 少なくとも、内と外とは一致するわね。▼
- [ニュクス]
- なるほど、それはそうね…▼
支援B
- [シャーロッテ]
- ニュクス!
ほら、がんばって!▼
- [ニュクス]
- やっぱり無理よ…
いきなり子供に戻れと言われても…▼
- [シャーロッテ]
- いいえ。
できるはずよ。▼
ニュクスだって、
昔は本当の子供だったんだから。▼
- [ニュクス]
- それはそうだけど…▼
- [シャーロッテ]
- それに、私が演技指導してあげてるんだから。
これ以上、心強い味方はいないでしょ?▼
- [ニュクス]
- ふふふ…
確かにそうね…▼
- [シャーロッテ]
- ほら、昔を思い出してみて。
子供を完璧に演じてみせるのよ。▼
- [ニュクス]
- …………▼
お菓子が…食べたいわ…▼
- [シャーロッテ]
- そんなんじゃダメ!
もっと、遠慮しないではじけるの!▼
- [ニュクス]
- …………▼
あのね…うんとね…
ニュクスと…いっぱい…遊んで欲しいの…▼
- [シャーロッテ]
- ふふふ。
その調子よ、ニュクス。▼
- [ニュクス]
- ニュクスね…おねえちゃんと遊べて…
すっごくたのしいの…▼
でも、帰っちゃうときは…
ちょっとだけ、さみしいよう…▼
- [シャーロッテ]
- やーん!
可愛いわよ、ニュクス!▼
- [ニュクス]
- …やっぱり止めましょう。
こんなことをしても意味がないわ。▼
- [シャーロッテ]
- ええええ!?
いい線いってたのに!▼
- [ニュクス]
- いくら子供の体だからといっても…
心を子供に戻すのは無理よ…▼
様々な経験を経て…
今の私がいるのだから…▼
- [シャーロッテ]
- そっか…
それもそうね…▼
- [ニュクス]
- ふふふ…
でも、面白かったわよ…▼
一瞬だったけれど、
体と心が一つになった感じがしたわ。▼
- [シャーロッテ]
- そう。
それならよかったわ。▼
支援A
- [ニュクス]
- ねえ、シャーロッテ。▼
男性の前で演じるのって、
疲れたりはしないのかしら?▼
- [シャーロッテ]
- もちろん、疲れるわよ。
男が求める可愛い女って面倒くさいもの。▼
純粋でおっとりしていて、
素直で誰に対しても礼儀正しい…▼
はぁ…▼
そんな完璧な女なんて、
現実にいるわけないっつーの。▼
- [ニュクス]
- ふふふ。
確かにそうかもしれないわね。▼
- [シャーロッテ]
- でも、仕方ないわ。
これもモテるためよ。▼
- [ニュクス]
- ありのままの貴方も…
充分、魅力的だと思うけれど…▼
- [シャーロッテ]
- 確かに、自慢じゃないけど…
そう言ってくれる人も中にはいるわ。▼
でも、やっぱり多くの男たちは、
さっき言ったような女の子が好きなのよ。▼
だから、私はこれからも演じ続けるわ。
モテてモテてモテまくってやるんだから。▼
- [ニュクス]
- ふふふ。
そこまで言い切ると気持ちがいいわね…▼
- [シャーロッテ]
- ニュクスはどうなの?
何か別の人格を演じるときはある?▼
- [ニュクス]
- 私は…
化け物を演じていたわ…▼
一人でひっそりと生きるために…▼
- [シャーロッテ]
- ニュクス…▼
- [ニュクス]
- いえ、演じていた
わけじゃないわね…▼
私は本当に…
化け物だったのかもしれないわ…▼
おぞましいこともしてきたもの…
数え切れないくらいに…▼
- [シャーロッテ]
- ニュクスは
化け物なんかじゃないわ。▼
ちょっと変わった女の子だけど…
ニュクスは私たちの大切な仲間よ。▼
- [ニュクス]
- シャーロッテ…▼
- [シャーロッテ]
- …って、ガラにもなく
恥ずかしいこと言っちゃったわ。▼
とにかく、私が言いたいのは
気にすんなってことよ!▼
- [ニュクス]
- ありがとう…
シャーロッテ…▼
レオン
支援C
- [ニュクス]
- …………▼
- [レオン]
- ニュクス。
こんなところで何をしているんだ?▼
- [ニュクス]
- レオン王子…▼
- [レオン]
- 湖に膝まで浸かって…
まさか…泳ぐ気ではないよね?▼
- [ニュクス]
- ふふふ。
レオン王子も一緒に泳ぐ?▼
- [レオン]
- い、いや…
僕は遠慮しておくよ。▼
- [ニュクス]
- …冗談よ。▼
この湖に映る…
自分の姿を眺めていたの…▼
- [レオン]
- 自分の姿を?
それなら鏡を使えばいいじゃないか。▼
- [ニュクス]
- 鏡はあまりにも…
はっきりと映ってしまうから…▼
私にはこのくらいがちょうどいいの…
水面に映る淡い影を眺めている方がね…▼
- [レオン]
- …そうか。▼
でも、ほどほどにしておきなよ。
湖の側は冷えるから。▼
- [ニュクス]
- ふふふ。▼
レオン王子がこなかったら…
裸になっていたところなんだけどね…▼
- [レオン]
- そ、そうだったのか…
それは…危なかったな…▼
支援B
- [レオン]
- ニュクス。
やっぱりこの湖に来てたんだ。▼
- [ニュクス]
- レオン王子…▼
- [レオン]
- よかったよ。
服は身に着けていたままでいてくれて。▼
- [ニュクス]
- ふふふ…▼
レオン王子がもう少し遅くきていたら…
わからなかったわよ?▼
- [レオン]
- そ、そうか。
危ないところだったな。▼
また水面に映る自分の姿を見ていたのかい?▼
- [ニュクス]
- ええ。
そうよ。▼
…慣れないものね。▼
もう何十年も…
この姿のままで生きてきたというのに…▼
- [レオン]
- …………▼
- [ニュクス]
- 今の私の姿と…
心に思い描いてしまう私の姿…▼
その差は…
いつまで経っても埋まることはない…▼
むしろ年を重ねていっただけ…
どんどんと差は開いていってしまう…▼
- [レオン]
- ニュクス…▼
呪いを解く方法はないのか?▼
- [ニュクス]
- やっぱり…貴方は、見抜いていたのね。
私が呪われていることを。▼
- [レオン]
- …ああ。▼
- [ニュクス]
- 解く方法は、ないと思うわ。
とても強力な呪いだったから。▼
でも、例え…
何か方法があったとしても…▼
私はこの姿のままでいなくては
いけないのかもしれない…▼
- [レオン]
- なぜだ?▼
- [ニュクス]
- この姿は罰だから…
何もかもが幼すぎた…私の罰…▼
- [レオン]
- 罰ならば償いの果てに
許されるときがくるかもしれない。▼
でも、罰は執行者が止めない限り
永遠に続いていくよ。▼
- [ニュクス]
- …………▼
- [レオン]
- お前を罰し続けている者は誰なんだろうね。▼
- [ニュクス]
- …………▼
支援A
- [ニュクス]
- レオン王子…▼
- [レオン]
- ニュクス。▼
- [ニュクス]
- この間、言っていたわよね…
私に罰を与えているのは誰なのかって…▼
- [レオン]
- ああ。言ったね。▼
- [ニュクス]
- 私を罰し続けているのは…
私自身なのかもしれないわ…▼
- [レオン]
- …………▼
- [ニュクス]
- 私は昔…自分の呪術の才に溺れ、
大量殺戮を繰り返してしまったの…▼
そして、ある日…▼
使用した呪いの代償で…
私の体は成長しなくなった…▼
- [レオン]
- なるほどね。▼
- [ニュクス]
- 私も最初は血眼になって
解呪の方法を探したわ…▼
でも、時が経つにつれ…▼
私は思うようになったの…
この姿のままでいるべきだと…▼
- [レオン]
- …………▼
- [ニュクス]
- そんなことで
罪が償えるとは思っていないけど…▼
- [レオン]
- …………▼
ニュクス。目を閉じろ。▼
- [ニュクス]
- …どうしてかしら?▼
- [レオン]
- 僕はニュクスの成長した姿を
心に思い描いて話すことにする。▼
- [ニュクス]
- レオン王子…▼
- [レオン]
- お前は充分、罰を受けた。
そろそろ違う生き方を考えてもいいと思う。▼
- [ニュクス]
- …………▼
- [レオン]
- それは簡単なことではないんだろう…
お前の生き方の問題だからね。▼
だけど、今だけは罰を忘れ…▼
大人のお前の姿を心に思い描き、
共に語り合おう。▼
…許されるはずだよ。
この程度の戯れで気を紛らすくらいはね。▼
- [ニュクス]
- ありがとう…
レオン王子…▼
支援S
- [レオン]
- ニュクス…
目は閉じているか?▼
- [ニュクス]
- ええ…
閉じているわ…▼
- [レオン]
- どんな光景が見える?▼
- [ニュクス]
- 大人の姿の私が…
レオン王子と語り合っているわ…▼
湖の側で…
とても幸せそうに…▼
- [レオン]
- そうか…▼
- [ニュクス]
- レオン王子は
どんな光景を見ているの?▼
- [レオン]
- 僕が思い描いている光景は
ニュクスのものとは少し違うな。▼
- [ニュクス]
- …そうなの?▼
- [レオン]
- 湖の側で僕とニュクスが語り合っている。▼
でも、ニュクスの姿は
今と変わらぬ子供の姿のままだ。▼
- [ニュクス]
- …………▼
- [レオン]
- そのニュクスの横で
僕は幸せそうに微笑んでいる。▼
ニュクスも、
とても穏やかな顔をしているよ。▼
そして、僕たちの傍では…
幼い子供が笑っている。▼
- [ニュクス]
- 子供…▼
- [レオン]
- ああ。
僕とニュクスの子供だ。▼
- [ニュクス]
- …………▼
レオン王子…
冗談にしては悪質よ…▼
私だってこんな姿をしているけど…
中身は大人の女のつもりよ…▼
女心を…
もてあそばないで…▼
- [レオン]
- 冗談なんかじゃない。▼
ニュクス、目を開けて欲しい。▼
- [ニュクス]
- !!▼
レオン王子…
これは…指輪…▼
- [レオン]
- ニュクス、僕と結婚して欲しい。▼
- [ニュクス]
- …………▼
- [レオン]
- これは本気で言ってるんだ。
お前と幸せな家庭を築きたいと思っている。▼
- [ニュクス]
- …無理よ。▼
私はこの姿のままなのよ…
この先もずっと…▼
私は私がしたことを許せないし…▼
例え許せたとしても…
解呪の方法なんてない…▼
- [レオン]
- 僕はそれでもかまわない。▼
ニュクスの呪いも償いも…
全てを受け入れて共に生きたい…▼
- [ニュクス]
- レオン王子…▼
- [レオン]
- ニュクス。
僕と結婚してくれ。▼
- [ニュクス]
- …わかったわ。
ありがとう、レオン王子。▼
フランネル
支援C
- [フランネル]
- おっ!
ニュクスじゃねえか!▼
- [ニュクス]
- フランネル…▼
- [フランネル]
- お前って、
相変わらず、小さい体してるな~。▼
ちゃんと肉食ってるのか?
肉食わないと大きくなれねえぞ?▼
- [ニュクス]
- …………▼
- [フランネル]
- なんだ?
もしかして肉、嫌いなのか?▼
なら、魚でもいいんじゃね?
っつか、食いもんならなんでもいいか。▼
- [ニュクス]
- 二つ…
フランネルに言いたいことがあるわ。▼
- [フランネル]
- ん?
なんだ?▼
- [ニュクス]
- 女性の体のことを
あれこれ言うのはよくないわ。▼
繊細な子もたくさんいるの。
少し気をつけなさい。▼
フランネルだって
女の子を傷つけたくはないでしょう?▼
もう少し、女心には気を遣って。▼
- [フランネル]
- あ、ああ…
そっか。▼
…なんかすまんかった。▼
- [ニュクス]
- そして、もう一つ…▼
私の体は…
どれだけ食べても大きくはならないの。▼
この姿は罰だから…▼
- [フランネル]
- 罰? 何、言ってるんだ?
意味がわかんねえんだけど。▼
- [ニュクス]
- …………▼
フランネルには少し…
難しい話だったようね。▼
- [フランネル]
- な、なんかわからねえけど…
バカにされたのか、俺?▼
支援B
- [フランネル]
- おっ!
ニュクス!▼
- [ニュクス]
- フランネル…▼
- [フランネル]
- ほら、肉を持ってきたぞ!
好きなだけ食えよ!▼
- [ニュクス]
- …………▼
- [フランネル]
- なんだ?
嬉しくて感想も出ねえか?▼
よしよし。いっぱい食って、
早く大きくなるといいな!▼
- [ニュクス]
- …頭を撫でないで。▼
フランネル…私のために
色々と用意してくれたことは感謝するわ。▼
- [フランネル]
- 感謝?
べ、別にお前のためなんかじゃねえし!▼
ただ、食いものが余ってたからだし!▼
- [ニュクス]
- でもね、前も言ったでしょ。▼
私はどれだけ食べようとも…
未来永劫、この姿のままなの。▼
- [フランネル]
- あっ!
もしかして…▼
- [ニュクス]
- そうなの。
わかってくれたみたいね。▼
- [フランネル]
- 食った分が全部…
そのまんま外に出ちまうってことなのか?▼
- [ニュクス]
- …………▼
たとえそう思っても…
女性にそんなことを言うものじゃないわよ。▼
- [フランネル]
- す、すまねえ!▼
- [ニュクス]
- …呪いなの。▼
- [フランネル]
- 呪い?▼
- [ニュクス]
- そう…
永遠に解けることのない呪い…▼
罪を犯してしまったの。
昔、まだ私が本当に子供だったときにね。▼
- [フランネル]
- そうだったのか…▼
そうとは知らず、色々と言っちまって…
すまなかったな…▼
そんなひどい呪いだったなんてな…
お前も辛いだろうによ…▼
- [ニュクス]
- 気にしてないわ。
もう慣れてしまったし…▼
- [フランネル]
- でも、食ったもんが
全部、そのまんま出ちまう呪いなんだろ!?▼
- [ニュクス]
- …………▼
- [フランネル]
- そんなん、俺だったら耐えられねえぜ!▼
俺、よく食うからよ…
想像しただけで血の気が引いちまうよ…▼
- [ニュクス]
- 私のことを理解してもらうには…
もう少し、時間と説明が必要なようね。▼
支援A
- [ニュクス]
- 子供の頃から
呪術の才に長けていた私は…▼
好きなだけ、
禍々しい呪術を使っていたわ。▼
- [フランネル]
- …………▼
- [ニュクス]
- 罪のない人々の命も…
たくさん奪ってしまった…▼
そして、あるとき…
自分が唱えた呪術の代償によって…▼
私の身は未来永劫、
変わらぬ姿になってしまったの。▼
…理解できたかしら?▼
- [フランネル]
- つまりだ…
お前は一生、子供の姿のまんまなんだな?▼
- [ニュクス]
- そうよ。
やっと理解してくれたようね。▼
- [フランネル]
- ああ、やっとわかったぜ。▼
しかし、とんでもねえ呪いだな。▼
食ったもんが全部そのまんま出ちまう呪いより
数倍タチが悪いぜ。▼
- [ニュクス]
- 仕方ないわ。
それだけの罪を犯したのだから。▼
- [フランネル]
- でもよ、考えようによっちゃあ…
結構、羨ましい気もするぜ?▼
- [ニュクス]
- 羨ましい?▼
- [フランネル]
- だってよ、
ずっと子供の姿のまんまなんだろ?▼
じゃあさ、一生、
バカなことやっても怒られねえじゃん!▼
もう大人なんだから、
しっかりしなきゃダメでしょ!▼
なーんて、うるさいことを
誰もお前に言わないだろうしさ!▼
- [ニュクス]
- …………▼
私はバカなことはしないわ。▼
- [フランネル]
- 本当かよ!?
すっげえもったいねえな!▼
お菓子をどれだけ食べても、
誰もお前を怒らねえんだぜ!?▼
- [ニュクス]
- それは怒るべきよ。
食べすぎはよくないもの。▼
- [フランネル]
- そ、そうかもしれねえけどさ…▼
子供の内にしかできねえことを
お前はずっとやれるんだぜ!?▼
- [ニュクス]
- そんなことを言われても…
私、中身は立派な大人なのよ。▼
今更、子供みたいに
振舞っていいと言われても困るわ。▼
- [フランネル]
- そっか…
それじゃあダメかもな…▼
- [ニュクス]
- でも、羨ましいと言われたのは初めてだわ。
面白い子ね、貴方って。▼
- [フランネル]
- はっはっは!
お前も面白いぜ、ニュクス!▼
遊びたいときは
いつでも付き合ってやるからな!▼
- [ニュクス]
- ふふふ。
それはどうもありがとう。▼
支援S
- [フランネル]
- よう、ニュクス▼
- [ニュクス]
- あら、フランネル。▼
- [フランネル]
- 突然だけどよ…
お前、欲しいものってあるか?▼
- [ニュクス]
- 欲しいもの?
私に何かくれるのかしら?▼
- [フランネル]
- ち、ちげえよ!▼
ただの…なんでもない質問だ!
特に意味はねえ!▼
- [ニュクス]
- そうなの?▼
- [フランネル]
- で、何かないのかよ?▼
- [ニュクス]
- 大人の体が欲しいわね。▼
- [フランネル]
- あっ…▼
- [ニュクス]
- ダメだったかしら?▼
- [フランネル]
- い、いや…
ダメじゃねえけどよ…▼
- [ニュクス]
- ふふふ。
困らせちゃったみたいね。▼
- [フランネル]
- …………▼
- [ニュクス]
- でも、大人の体さえあれば…▼
私も普通の人と同じような生活を
送ることができるもの…▼
- [フランネル]
- 普通の生活ってのはどんなんだよ?▼
- [ニュクス]
- そうね…▼
自分で言っておいてなんだけど…
改めて聞かれると難しい質問ね。▼
でも、私が求めている…
普通の生活ということなら…▼
誰かを愛し、誰かに愛され…
しあわせな家庭を築く…▼
そんな生活がしてみたいかもしれない。▼
- [フランネル]
- それなら…
別に今のままでも大丈夫だろ!▼
- [ニュクス]
- …無理よ。▼
- [フランネル]
- なんでだよ?▼
- [ニュクス]
- だって、この体のままでは…▼
私が誰かを愛することはできても…
誰かに愛されることなんてないもの…▼
- [フランネル]
- お、俺は…▼
- [ニュクス]
- ?▼
- [フランネル]
- 俺はお前を…愛してるぜ!▼
- [ニュクス]
- !?▼
- [フランネル]
- 体のこととか関係ねえよ!
俺は今のお前を愛してる!▼
だ、だから…
俺と結婚しようぜ!▼
- [ニュクス]
- フランネル…▼
- [フランネル]
- しあわせな家庭だろ?
そんなの俺にまかせておけよ!▼
俺、ずっとずっと
お前をしあわせにしてやるからよ!▼
この世に生まれてきて良かったって
いつも思えるぐらい、しあわせにしてやる!▼
- [ニュクス]
- フランネル…▼
…本当に私でいいの?▼
私…
ずっとこの姿のままなのよ?▼
貴方が年を取って、その姿を変えても…
私はずっと…!▼
- [フランネル]
- そんなの…
俺にとっては大したことじゃねえよ。▼
俺は、お前さえ側にいてくれれば…
それだけで大満足だ。▼
- [ニュクス]
- …………▼
…ありがとう。▼
- [フランネル]
- 結婚しようぜ。
ニュクス。▼
- [ニュクス]
- …はい。
フランネル。▼
マークス
支援C
- [ニュクス]
- マークス王子。
もしかして悩みごとを抱えていない?▼
- [マークス]
- どうしたのだ、いきなり。▼
- [ニュクス]
- 質問に質問で返すのはおかしいわ。
私が聞いているのよ。悩みごとがないかって。▼
- [マークス]
- いや、心配されるような悩みなどないが…▼
- [ニュクス]
- …………▼
本当かしら。
私にはわかるのよ。▼
- [マークス]
- …確か、お前は占いをやっていたな。▼
- [ニュクス]
- ええ、だから何?▼
- [マークス]
- なるほど、そういうことか。
悪いが、私は占いの結果など信じない。▼
- [ニュクス]
- …そう。 でも私は、占いの話を
しているのではないのだけれど。▼
- [マークス]
- そうか?▼
いずれにしてもだ。
私には悩みなどない。▼
次の出撃の準備をしなけばならない。
そろそろいいか?▼
- [ニュクス]
- わかったわ。
でも、これだけは約束して。▼
苦しくなってしまう前に
私のところに来るのよ。▼
- [マークス]
- …………▼
わかった。▼
支援B
- [マークス]
- ニュクス。
私が何に悩んでいるというのだ。▼
- [ニュクス]
- あらあら。
さっそく来たのね。▼
占いは信じないんじゃなかったの?▼
- [マークス]
- 質問に質問で返すのか?▼
- [ニュクス]
- うふふ、そうよね。
ごめんなさい。▼
でもびっくりだわ。
貴方は来ないと思っていたから。▼
- [マークス]
- 繰り返す。
私が何に悩んでいると思うのだ?▼
- [ニュクス]
- 言ってしまっていいの?▼
- [マークス]
- 構わん。▼
- [ニュクス]
- 闘いについてよ。
貴方が悩んでいるのは。▼
- [マークス]
- 闘い?▼
- [ニュクス]
- そう。
貴方は本当は人を殺めたくない。▼
でも闘いになれば
敵の命を否応なく奪うことになる。▼
その板挟みにあって、
苦しんでいるように見えるの。▼
- [マークス]
- …………▼
- [ニュクス]
- 貴方はとても立派な人。▼
第一王子として
常に国を第一に考えて行動している。▼
でもね、そこが貴方の弱みでもあるの。▼
- [マークス]
- ほう。▼
- [ニュクス]
- 大義のためならば自分の気持ちを
押し殺してもいいというわけではないのよ。▼
たまには本当の自分を
解放してあげないとね。▼
…以上よ。▼
- [マークス]
- なるほど。
で、そう思う根拠は何だ?▼
- [ニュクス]
- そこまで言わなきゃならないかしら?▼
- [マークス]
- …ふっ、やはり占いか。▼
繰り返すことになるが、
私はそういうものは信じない。▼
- [ニュクス]
- …そう。
そう思われるのは残念だわ。▼
支援A
- [ニュクス]
- マークス王子。
話があるの。▼
- [マークス]
- ニュクス、占いの話なら…▼
- [ニュクス]
- そうじゃないのよ。▼
貴方は言ったわ。
私の根拠は何かって。▼
貴方は占いだって決めつけたけど、
本当は違うの。▼
- [マークス]
- …言ってみろ。▼
- [ニュクス]
- …………
私と同じものを感じたからよ。▼
- [マークス]
- よくわからない。
私とお前が同じ?▼
- [ニュクス]
- 暗夜王国の第一王子なら知っているでしょ。
私が化け物と呼ばれる理由は。▼
- [マークス]
- ああ。▼
- [ニュクス]
- 特殊な血を引いているわけではないのに
ずっとこんな風に子どものような姿…▼
どうしてこんなことになったと思う?▼
- [マークス]
- いや、わからない。▼
- [ニュクス]
- …………▼
私は幼いころから呪術の才があって、
禍々しい術まで簡単に使いこなしていたの。▼
でも、それはまだ無邪気な子どもには
あまりに過ぎた力で…▼
私は遊び半分に術を使って、
大勢の人の命を奪ってしまったのよ。▼
体の成長が止まってしまったのは…
そのときの代償…▼
- [マークス]
- …………▼
- [ニュクス]
- 自分のしたことの重さに耐えきれなくて、
死にたいって思ったこともある。▼
でも、逃げずに生きているのは、
いつか償いの方法を見つけるため…▼
でも、結局、私にできるのは
戦場で人を殺すことぐらい…▼
…やりきれなくなるわ。▼
償いのためにまた人を殺して、
その先に本当に救いはあるのかしら…▼
- [マークス]
- …………▼
確かにお前は私と似ているのかもな。▼
ニュクス、話がしたい。
少し時間はあるか?▼
- [ニュクス]
- ええ。
話ならいくらでも聞くわ。▼
こう見えて私は貴方よりも年上…
意外と聞き上手なんだから。▼
支援S
- [ニュクス]
- どうしたの、マークス王子。▼
- [マークス]
- お前に一つ、頼みごとがある。
暗夜王国の仲間入りをしてもらいたいのだ。▼
…王妃としてな。▼
- [ニュクス]
- えっ!?▼
- [マークス]
- 驚くのも無理はない。
だが、私は本気だ。▼
その証に指輪を受け取ってもらいたい。▼
- [ニュクス]
- …………▼
うれしいけど…
でも、いいの?▼
私みたいなよそ者が…▼
- [マークス]
- 暗夜王国には団結力がある。
だが、裏を返せば暴走状態に陥りやすい。▼
お前のような客観的な視点も必要なんだ。▼
それに度胸が据わっていて、
頭がよくて落ち着いている。▼
王妃として申し分ない。▼
そして何よりもまず、
私はお前のことが好きなのだ。▼
- [ニュクス]
- でも…私の過去は…▼
- [マークス]
- 人を殺めた数で言えば、
私もさほど変わらないはず。▼
私たちにできる償いがあるとすれば、
それはこの戦いを次の世代に残さないことだ。▼
ニュクス。
二人で新しい時代の礎になろう。▼
- [ニュクス]
- …わかったわ。▼
貴方ほどの人物に
求婚されて断る理由もないし。▼
- [マークス]
- そうか。
うれしいぞ。▼
- [ニュクス]
- でも、私は呪いで成長が止まっているから…
年をとってもずっとこの姿のままよ。▼
それでも良いの?▼
- [マークス]
- ああ、構わない。▼
- [ニュクス]
- もしかして貴方…
これくらいの若さの女の子が好みとか…▼
- [マークス]
- 馬鹿を言うな。▼
もしそうなら…
私は最初からお前に優しくできたはずだ。▼
- [ニュクス]
- ふふ。それもそうね。▼
モズメ
支援C
- [モズメ]
- …………▼
- [ニュクス]
- …モズメ。
そんなに私をじっと見て、どうしたの?▼
- [モズメ]
- あ!気づかれとったんやね…▼
本呼んでるみたいやったから、
邪魔せんようにしとったんやけど…▼
- [ニュクス]
- その視線だけでも充分気になるわ。
用があるならさっさと言ってちょうだい。▼
- [モズメ]
- え、ええと…その…
あたい、ニュクスさんに憧れとるんよ!▼
- [ニュクス]
- え…?▼
- [モズメ]
- だってニュクスさん、
いつも難しい本とか読んどるやろ?▼
あたいとそんなに歳が変わらん感じやのに…
すごいなあって思って…▼
- [ニュクス]
- …………▼
- [モズメ]
- その姿を見とったらすごいなあって
感心してしもうてな…▼
- [ニュクス]
- …これくらい、どういうことはないわ。
本を読むことが習慣化しているだけだし。▼
- [モズメ]
- けど、あたいみたいな田舎もんから見たら
やっぱりすごいと思うんよ。▼
なあ、あたいにも読書や勉強がちゃんとできる
コツとか教えてくれへんかな?▼
- [ニュクス]
- 何故私が貴方にわざわざ教える必要が?
私は関わりたくないの。▼
- [モズメ]
- …!
そんな関わりたくないやなんて…▼
なんか…傷つくわぁ…▼
- [ニュクス]
- …………▼
はあ…しょうがないわね。▼
落ち込まれては後味が悪いし、
私の持ってる本を読ませてあげるわ。▼
- [モズメ]
- ほんまに!?▼
- [ニュクス]
- ええ。勉強や読書のコツなんて
知らないけど、▼
定期的に読めば、
読書の習慣くらい自然に…▼
- [モズメ]
- ひゃー!嬉しいわぁ!
ニュクスさんと一緒に読書やー!▼
- [ニュクス]
- …静かにしないと取り消すわよ。▼
- [モズメ]
- あ、ご、ごめんんさい…▼
- [ニュクス]
- 勉強したいのなら、
そこの棚にある本を勝手に読めばいいわ。▼
- [モズメ]
- うん!
ありがとな、ニュクスさん。▼
支援B
- [モズメ]
- よーし!ニュクスさんから借りた
この暗夜の歴史書…▼
今日こそ読んでみせるで!▼
ええと…確かここから…▼
…………ぐぅ。▼
- [ニュクス]
- …………▼
- [モズメ]
- っは!あたい寝かけてた?
ダメダメ!今はちゃんと集中せんと!▼
- [ニュクス]
- モズメ…貴方って本当に
読書が苦手のようね。▼
私の天幕に押しかけて読ませろと
言ってきたくせに、すぐに寝てしまうだなんて。▼
- [モズメ]
- うう…ニュクスさん、ごめんな。
せっかく本を貸してくれたのに…▼
ちょっとこの本、あたいには内容が難しくて…▼
- [ニュクス]
- そうみたいね。▼
- [モズメ]
- けど、ニュクスさんみたいに
学のある人になりたい…▼
あたい、もう少しがんばるわ!▼
がん…ばる…………ぐぅ。▼
- [ニュクス]
- モズメ。一ついいかしら?▼
- [モズメ]
- へぇ!?…あ、何?▼
- [ニュクス]
- 見ていてわかったわ。
私が読んでいる本は貴方には無理よ。▼
- [モズメ]
- そ、そんな…!
じゃあ、もう本は読ませてもらえへんの?▼
- [ニュクス]
- 違うわ。初めから背伸びなんてせずに、
もっと自分にあった本から始めればいいの。▼
- [モズメ]
- 自分に合った本?▼
あたい、本なんかほとんど読まんから
どれが合ってるかなんてわからんわ…▼
- [ニュクス]
- そうね…
それじゃあ、これなんかどう?▼
- [モズメ]
- わあ…!
これ、料理の本?▼
- [ニュクス]
- ええ。食物についての知識と、
その調理法が載っている本よ。▼
料理好きならきっと読めるわ。▼
- [モズメ]
- ニュクスさん…!▼
- [ニュクス]
- 貴方にとっては宝物のような内容でしょ?▼
逆に、私にとってのその本は
退屈な内容だわ。▼
読書は自分の興味を広げるところから
始めればいいのよ。▼
- [モズメ]
- そうやね…これなら大丈夫や!
ありがとう。▼
- [ニュクス]
- まあ、本を多く読んでいるのだし
これくらいはしてあげるわよ。▼
それじゃあ今度こそちゃんと静かに読書を…▼
- [モズメ]
- うわぁ!このお料理めっちゃええわぁ!
あたいの知らん調味料もたくさんある!▼
あ、こっちの根菜は知らん種類やな…
暗夜の野菜なんやろうか…▼
- [ニュクス]
- 読書も静かにできないのかしら…▼
でも…ちゃんと読めるものが
見つかって良かったと思うべきかしら…▼
支援A
- [モズメ]
- ニュクスさん、
ほんまにありがとうな。▼
- [ニュクス]
- 急に何を言い出すの。▼
- [モズメ]
- この間からあたいに本を貸してくれるやろ?▼
そのおかげで、あたいもちゃんと本が
読めるんやなって自信が持てたんよ。▼
- [ニュクス]
- 実際に読んだのはモズメでしょう?
私の力は関係ないわ。▼
- [モズメ]
- けど、あたいには分かっとる。▼
ニュクスさんがあたいに合った本を
ちゃんと探してくれたって…▼
- [ニュクス]
- え?▼
- [モズメ]
- だって、ニュクスさんの持ってる本に
料理の本なんて最初はほとんどなかったもん。▼
けど、今はそれがちょっとだけ増えとる…
これってあたいのためって思ってもええよね?▼
- [ニュクス]
- それは…▼
ただ単に私の最近の興味の対象が
モズメと同じ料理にも及んだだけでしょう?▼
- [モズメ]
- それでもええよ。
あたいが嬉しかったのは変わらんし。▼
- [ニュクス]
- …そう。▼
- [モズメ]
- ほんまにニュクスさんは気が利くし
難しい本も読めるしすごいお人やね!▼
あ、それでな!
あたい、ニュクスさんにお礼がしたいんよ。▼
- [ニュクス]
- 特に何もしていないのだし、
別にお礼何ていらないわ。▼
- [モズメ]
- それじゃあ、あたいの気がすまんのよ。
だから、お願いや!▼
ニュクスさんの好きなお菓子とかあったら
あたい作ってみたいんよ。▼
- [ニュクス]
- …そこまで言うなら。
白夜のお菓子が食べてみたいわ。▼
- [モズメ]
- よっしゃ、それなら任せとき!▼
ニュクスさんに気に入ってもらえるよう
あたいがんばるわ!▼
- [ニュクス]
- ありがとう…モズメ。▼
…………▼
貴方は私をすごいと言ってくれたけれど…
本当にすごいのは貴方の方よ。▼
まだ少女なのに、
お料理上手で、気が利いて…▼
- [モズメ]
- えっ? 今、何て?▼
- [ニュクス]
- …いえ、何でもないわ。▼
貴方のお菓子、楽しみにしているわね。
モズメ。▼
- [モズメ]
- うん!ニュクスさんに
喜んでもらえるように、がんばるわ!▼
コメント(情報投稿・誤字脱字の報告)
- レオンとの会話B、「罰ならば償いの果てに」は「罪ならば償いの果てに --
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